2008年 02月 24日
鎌倉~名越切通し~
名越切通し
AM10:00~
湘南新宿ラインで一気に鎌倉を目指す。
先頭車両に乗ったら、逃げ遅れた鳥の姿がそのまま窓に!
AM12:00
鎌倉駅に到着。
横須賀線名越坂踏み切り方面から切通しを目指す。
まずは腹ごしらえ@手打ち蕎麦の「竹之家」
ごんぶとの田舎蕎麦(1,000円)は歯ごたえ充分!
近くの地ビールのお店で「鎌倉ビール」を購入。
パッケージがかわいい。
住宅街を抜けるといよいよ山道が始まる。
鎌倉時代に敵が容易に都に入れないよう、作られたという切通しは
鎌倉の山中の岩を人工的に切り出して作られた道。
だから当然、「切通し」に行くには、ちょっとしたトレッキングが必要だ。
おりしもこの日は、関東地区で「春一番」が吹き荒れた日。
山中も進入を拒むかのようなゴーゴーという不気味な音が響き渡る。。。
巨木も倒れていた・・・
PM1:00
ずんずん山道を進むと、ちょっと開けた場所にでた。
ふと足元をみると「名越切通し」の標識が!
「意外と広いな」というのが第一印象。
が、いかにも旧道!という感じのうっそうとした感じは期待通り。
ここを昔は馬に乗った武士達が通ったのか・・・と思うと感慨深い。
ここで道は右と左に分かれる。
われらは左の細いのぼり道へ。
(右に進んでいくと、切通しの最も狭くなっているところが有ったらしい!)
登りきったところには広場になっていて、
中央にデーンと「無縁諸霊之碑」があり、
猫達に占領されていた。
「ニャーニャーニャー」
出ていけ、といわれているのか甘えられているのか分からないが、
相変わらずのゴーゴー吹き荒れる風の中できくと
かわいい猫の声も不気味に聞こえる・・・
近づいてきた猫。
猫広場の横はロープで立ち入り禁止にされていた。
何があるのかと思いながら見てみると、シートの上に石塔がずらりと並んでいる。
ここは、昔のお墓があったという曼荼羅堂跡で、
今では発掘調査のため立ち入り禁止となっているのだ。
なんでも、なかは、窪地になっていて、
壁に沿っていくつもの横穴が掘られており、
その中にこの石塔(五輪塔)がおかれていたとのこと。
2年前に訪れた中国敦煌でみた石窟のようなものかしら?
数年でまた一般公開されるらしいが、人気は無く、調査の進みっぷりは謎。
そんな凄いところなら、早く調査して見せて欲しい!
曼荼羅堂跡の側に石で出来た御堂(?)のようなものが2基。
さらに坂道を下り続ける・・
だんだん膝が痛くなってきた。運動不足だ。
PM2:00
展望台に到着。
360度ビュー=さえぎるものが何もない
春一番の強風を全身で受け、むりやりベンチでくつろいでみる。
右前方に江ノ島、左前方は・・・逗子かな?
PM2:30
だんだん民家が現れてきて、道が分から無くなりかけた時、
親切なおじいさんが、報国寺を通るバス通りまでのぬけ道を教えてくれた。
その途中で見かけた洋館、旧華頂宮邸。
ここは昔の貴族の邸宅とのこと。
PM3:30
飲まず食わずの山のりで疲労困憊のため、
バス通り沿いの「あすなろ」という老夫婦の経営するカフェでひとやすみ。
by mamering
| 2008-02-24 13:04
| 国内旅行