2008年 11月 12日
温泉&紅葉トレッキング in 福島
ナビゲートは毎度お世話になります沼尻高原ロッジの若女将ひろみさんと看板犬フィーゴ。
11月にもなれば冬モードはいっきに加速、
日が暮れるのが早い早い・・・。
紅葉トレッキングといってみたが、
既に山々は茶色に色あせていたのであった。
沼尻温泉の源泉を目指す道すがら。
温泉が流れ落ちる滝
きわどい崖ポイントを数箇所超えつつ歩くこと30分で源泉に到着!
この板が敷いてある下を温泉が下の旅館めがけて下っていくのだ。
と、ここで携帯の電源が切れて写真が取れなくなった。
※前に撮った源泉の風景
源泉のお湯は猛烈に熱く、そばを流れる冷たい川と合流する辺りがいい湯加減になる。
既に先客が作った天然露天風呂があったので、そこで足湯を堪能。
湯の花が前来たときより少なかったのは、なにか温泉の周期のようなもののせいか。
夜中はロッジの露天風呂から満点の星が見え、空の中央には天の川も確認できた。
流れ星も2つ見れて、満足して1日目は就寝。
2日目朝、早起きして「朝さんぽ」へ出発。
猛烈に寒い。どのくらいかというと霜柱がたつほど!
先頭を歩く女将とフィーゴ。
この後、右の林に突入していく。
山も下のほうにはまだ紅葉の名残が。
朝日もいい感じにすがすがしいぞ!
それにしても進行方向右手はかなりの崖。
落ち葉の積もった足場は滑るすべる・・・
「朝さんぽ」ならぬ「朝トレーニング」的な険しさで、
後ろのほうからは悲鳴が聞こえる。。
「この険しい道には覚えが・・・」と思ったところ、やはりそうでした。
約1年前に初ロッククライミングに挑戦した岩がそびえたっていた。
お散歩の最後は生い茂る熊笹を掻き分け、
斜度30度はありそうな斜面をはいつくばって登りきって終わり。
ハードな散歩のご褒美がこの眺め。茶色い・・・が、きれい。
朝食を食べたら早速、本日登る予定の山、鬼面山を目指す。
前回バックカントリーで滑った箕輪の裏山の程近くだ。
野地温泉から登り始めて15分ほど鬼面山が見えてきた。不気味な横顔だ。
「低地トレッキングでーす♪」との女将の言葉に多少なめてかかってたが、
現場についてみればものすごい強風。まともにまっすぐ歩けないほど。
髪の毛がびしびし顔に当たって痛い。
自然とこんな感じの体制に・・・
左からきて右に向かいますー
すれ違う登山客がことごとく心配そうに「これから行くんですか?気をつけてくださいね・・・」と
忠告していた意味を、頂上で実感。
さえぎるものの何もない頂上では、今までに体験したことのないほどの強風が吹き荒れていた。
手を広げて垂直飛びをしたら2メートルくらいは前に飛べるんじゃないかってくらい(体感)。
これまでの登山は天気に恵まれていたので、この暴風には面食らったけど、
「鬼面山」という奇妙な名前とともに荒涼とした風景が記憶に刻まれたのでした。。。
>masak1tkdさん 福島の源泉への旅
>yoshiさん 沼尻源泉
by mamering
| 2008-11-12 01:57
| 国内旅行